生ゴミ処理機を欲しいけど、いったいどれを買ったらいいのかわからない。
そんなあなたに人気商品の比較レビューを記事にしました。
性能や予算、それぞれ条件にあった商品を使っていただくために参考にしてください。
その前に必ず知っていただきたいことは
生ゴミ処理機は自治体によって助成金が出ます!
購入する前にお住いの自治体に確認をとっておきましょう。
※詳しくは >>全国の生ゴミ処理機助成金制度について を参照してください。
生ゴミ処理機の人気商品比較表
大手通販サイトや直販で売り上げ実績のある人気の生ゴミ処理機の比較表です。
写 真 | 商 品 名 | タ イ プ | 値 段 | 大 き さ |
ナクスル | ハイブリッド式 | 139,700円 | 43L×38W×58H | |
パリパリキュー | 温風乾燥式 | 49,500円 | 230L×270W×270H | |
パリパリキューブライトアルファ | 温風乾燥式 | 30,360円 | Φ215mm×283H | |
loofen | 温風乾燥式 | 54,720円 | 275L×270w×350H | |
パナソニック家庭用生ゴミ処理機 MS-N53XD | 温風乾燥式 | 8~9万円 | 268L×365W×550H | |
アイリスオーヤマ エココンポスト | バイオ式 | 3,590円 | 61L×61W×73H |
生ゴミ処理機のタイプは3種類 それぞれの特長
生ゴミ処理機には大きく分けて3種類のタイプがあります。
それぞれの特長を説明した記事がございますのでご参考にしてください。
バイオ式なら、アイリスオーヤマ【エココンポスト】
処理した生ゴミを堆肥(たいひ)にして家庭菜園やプランター、畑などに利用する前提で購入される方で、リーズナブルな物をお求めならばバイオ式タイプで人気のアイリスオーヤマ【エココンポスト】がオススメです。
念を押してお伝えしますが、肥料として堆肥を利用しない方は購入すべき商品ではありません。
安価だからといって買うと後悔しますので気を付けてくださいね。
メリット
処理物を堆肥にできるのはもちろんですが、その他にもメリットがあります。
まず、乾燥式やハイブリッド式と違い電気を使用しないので電気代がかかりません。
あと他のバイオ式と違い本体が黒色なので、屋外の太陽光が当たる場所に設置すれば、太陽光の熱を吸収しコンポスト内の温度があがるので、発酵スピードが上がり処理時間が短縮できるようになっています。
デメリット
横幅61cm、高さ73cmとサイズが大きいので、設置するスペースを確保しておく必要があります。
処理物を堆肥にするために、菌床剤や発酵促進剤などを購入しなければならないので、結構ランニングコストもかかります。
乾燥式は、人気4機種から自分にあったものを選ぼう
3つのタイプの中で一番種類があり販売数が多いのが乾燥式です。
種類が多い分オススメの商品もたくさんあるなか、人気4機種を抜粋しました。
島産業【パリパリキュー、パリパリキューブライトアルファ】
どちらも島産業から発売された温風乾燥型生ゴミ処理機です。
この商品の最大の売りは本体がコンパクトという事。
どちらも高さ幅、奥行きが30㎝未満となっています。
なので大量の生ゴミを処理するというより、一人暮らしの方や生ゴミがあまり出ないご家庭向きと言えます。
なお、稼働時の騒音レベルは36dbとされています。一般的に小さなささやき声や図書館内で感じるレベルとされていますので安心できます。
メンテナンスも脱臭フィルターを4~9ヶ月に一度交換するだけで良いし、洗浄も洗剤に付け置きできますのでお手入れは簡単です。
なによりデザインがオシャレで、特にパリキューブライトはトリコロールカラーで色彩豊かです。
ちなみにパリパリキューの「パリ」は「paris」
フランスのパリだからトリコロールカラーなんですね!
loofen
累計出荷台数100万台、ブランド累計売上100億円突破した生ゴミ処理機です。
生ゴミをバスケットに入れて本体に挿入し、スタートボタンを押すだけで生ゴミ処理ができます。
コチラの商品もオシャレなパッケージですので、キッチンに設置しても違和感ありません。
ただし高さ35cm奥行き38cmあるので設置する場所はあらかじめ決めておきましょう。
活性炭フィルターを採用しているためフィルターカードリッジの交換が必要というデメリットがあります。
しかし、強力消臭が可能となり悪臭やコバエの原因となるバクテリアや細菌を99.9%除去できるのでニオイも気にならなくなりますよ。
さらに自動で温度調整を行うので、無駄な電気も使用しません。
パナソニック家庭用生ゴミ処理機 MS-N53XD
各通販サイトで評価の高い生ゴミ処理機です。
サイズが他の乾燥機よりも大きいので、たくさん生ゴミを処理したい方にはオススメとなります。
デメリットとして、容量が大きいのでその分電気代もかかります。
下記は標準モードで処理した場合の電気代です。 ※電力料金税込27円/kWhとして計算
生ゴミの重さ | 電気代 |
約400g | 約20円 |
約700g | 約30円 |
約1,000g | 約41円 |
約2,000g | 約81円 |
毎日700gの生ゴミを処理した場合、約900円の電気代がかかる計算になります。
処理する前にしっかり水気を取ったり対策を行いましょう。
もう一つのデメリットとしてサイズが大きいことです。先述のloofenより高さがありますので設置場所をあらかじめ決めておくこと。
まとめ
生ゴミ処理機を購入するにあたり、まず自治体で助成金が出るか確認しましょう。
それによって本体を購入するコストを大幅に削減することができます。
そして、生ゴミを処理した物をそのまま捨てるのか、堆肥として利用したいのかで購入するタイプも変わってきます。
殆どのタイプで処理した物は堆肥に利用できますが、堆肥に特化した場合、バイオ式は本体価格が安価なためオススメとなります。
ただし菌床剤や発酵促進剤などを購入しなければならないので、その出費は頭に入れておきましょう。
乾燥式は人気商品が多いので、価格や商品の特長が自分にあっているものを選ぶと良いです。
場所を取りたくないならパリパリキューシリーズ、生ゴミをたくさん処理したい方ならパナソニックMS-N53XDが良いです。
ゴミの回収が少ない年末年始、生ゴミ臭がたまらない暑い季節には、生ゴミ処理機があるだけで快適な生活が送れます。