さまざまな光熱費の高騰、ガス代も高くなってしまうと心配になりませんか?
実は、あらゆるガス代節約術を調べたところ、効果的な方法が3つあることがわかりました。
①ガスを使用する機器の節約
②ガス会社の見直し
③オール電化にする
この3点を実行すれば確実に今よりガス代を安くすることができます。
③のオール電化に関してはコストがかかりますので、資金に余裕がある方にオススメです。
がわかり、世帯人数により差はありますが年間で数万円単位で節約できます。

ガス代節約のコツを用途別に解説
ガスを使う機器は、お風呂場・キッチン・暖房器具があります。
特にお風呂場は浴槽にお湯を貯めたりシャワーを利用するので、ガス代使用量の約75%を占めます。
それでは最初にお風呂場での節約方法を説明します。
お風呂・シャワーの節約方法
ガス代使用量が多い風呂場の節約がしっかりできれば、効果はすぐに表れます。
ここでは7つの節約術を紹介します。
必要以上にお湯を溜めない
浴槽に溜めるお湯の量を減らすだけで大幅な節約になります。
200リットルの浴槽を溜めるのに都市ガスで75円かかります。
この量を4分の3にすると56.25円となり、差額18.75円に1年365日を掛けると6843.75円の節約になります。
普段溜めている量から5~10センチ少なくして節約を心掛けましょう。
追い炊きを減らす
最初の人がお風呂に入ってから、数時間後追い炊きして誰かが入るとなると、冷めたお湯を追い炊きするためガス代がかかってしまいます。
これはとても非効率なので、できるだけ家族全員が時間差を置かずに入浴すると節約効果が出ます。
フタをして熱を逃がさない
追い炊きを減らすところにも繋がりますが、次の人が入るまで浴槽を開けっぱなしにせず、かぶせフタをして熱を逃がさないようにすれば、追い炊きせずに済み、ガス代の節約になります。
お湯の温度を下げる
設定温度があれば1度下げるだけで節約効果があります。
温度は好みもありますが、いつもより少しぬるくしてみる心がけが大切です。
ただ、温度を下げすぎて風邪をひかないようにしてくださいね。
シャワーの使用時間の短縮・強さ調整
シャワーを使うとどうしても出しっぱなしになるので、使用時間の短縮と強さ調整に気を付けましょう。
頭や体を洗っているときは弱くする、または止めると効果的です。
結構強めにシャワーを使う方もいますが、強くなくても汚れや泡は落とせますよ。
節水シャワーヘッドに交換する
節水シャワーヘッドにすると、今までと水圧を変えずに水量を減らすことができます。
古いタイプを使用している方は高機能なシャワーヘッドもありますので、この機に変えてみることをオススメします。
一人暮らしならシャワーメインにする
2人以上の場合は浴槽にお湯を溜めて使うほうが節約になります。
逆に1人の場合、シャワーだけのほうがガス代を使わずに済むので、湯舟に浸からなくてもかまわない方は、シャワーだけにしてみましょう。
ただ、真冬は体を温めたほうが良いので無理はしないでください。

キッチンでの節約方法
給湯器の設定温度を下げる
設定温度を下げれば節約効果が見込めます。
元々温度を低設定にしている方は問題ないですが、意外に高温設定している方が多いので再確認しましょう。
食器はお湯で洗わない
寒い季節以外は、食器をお湯で洗わずに水にしてみましょう。
お湯のほうが汚れが落ちやすいですが、水でも十分落とせます。
汚れを落とす効果は、洗剤の質のほうが効果が表れますので良い洗剤を使ってください。
食洗器を使う
食洗器は利便性重視で、光熱費はかかってしまうのでは?と思っている方が多いです。
しかし、実際は食洗器のほうが光熱費がかからないのです。
洗剤代 | ガス代 | 水道代 | 合計 | |
手洗いの場合 | 約4.9円 | 約28.8円 | 約19.5円 | 約53.2円 |
食洗器の場合 | 約3.2円 | 約20.8円 | 約2.9円 | 約26.9円 |
食洗器に関してガス代も節約できますが、水を効率よく使用するので水道代をお安くできるのです。
お湯を沸かす場合、ガスコンロと電気ケトルを使い分けよう
まず保温できる電気ポットが、節約という観点から一番良くないです。
高温を保温するため電気代がかなりかかってしまうので、あまりお湯を使わない場合は使用を避けましょう。
お湯を使用する場合、たくさんのお湯を沸かすならガスコンロで温める。
例えばコーヒー1杯分だけ使いたい場合は、電気ケトルを使用すると少量の電気代で済むのでガス代が浮きます。
ガスコンロの火力の調節
高温調理する料理は仕方ないですが、そうでない場合むやみに火力を上げて調理をしないようにしましょう。
特に炒め物でフライパンを温めるとき火力を強にしがちですが、中火でも十分温まりますので気にかけて下さい。
鍋は大きめの物に変える
コンロの炎が鍋からはみ出すと無駄な火力が外に逃げてるだけになります。
これでは無駄遣いになってしまいますので、炎がはみ出ないくらいの大きな鍋で調理するようにしましょう。
小さな鍋やフライパンはガス代の無駄遣いと覚えておいて問題ないです。
長時間の煮込みをしないで圧力鍋を使おう
長時間火にかける煮込み料理は、弱火や種火で長時間調理することになります。
微量でも長い時間使用するとガス代の無駄になってしまいますので、圧力鍋を利用して早く調理できる工夫をしましょう。
野菜は下茹でせず、電子レンジを活用しよう
野菜の下茹ではガスコンロでお湯を沸かしてするのが昔の常識でしたが、今は料理研究家のほとんどの方が推奨するほど、お湯を使わず電子レンジで下ごしらえをオススメしています。
ガス代節約と時短のメリットしかない方法なので即実践してください。
各機器の買い替えでガス代ダウン
古い給湯器やガスコンロはゴミが詰まったり、機器の劣化でガスの燃費が悪くなっている場合があります。
買って5年以上経っている機器なら買い替えも検討してみましょう。
今はキッチン製品の多くはエコ機能搭載しているので大幅な節約効果に期待できますよ。

ガス代を減らす為に、ガス会社を見直す
これが一番節約効果が数字で表れやすいのは、今現在契約しているガス会社が高い可能性があるからです。
ガス会社を見直すだけで、年間1万円以上安くできる可能性があります。
ただ、むやみにガス会社を変えると、かえって高くなってしまう場合もあるのでガス代料金見直しサイトで確認してみると良いです。
【ガス屋の窓口】というガス料金見直しサイトの記事がありますので参考にしてください。
※1戸建てにお住いの方に推奨の記事です。
>>【ガス屋の窓口って怪しいの?】ガス代を節約できる仕組みと評判
ガス代を減らす為に、オール電化にする
オール電化にするメリットは、お湯や暖房などをガス料金より大幅に安くできる事です。
さらにガスが必要なくなるので、ガス基本使用料も支払わずに済みます。
ただデメリットもあって、設置するコストが高額という点が挙げられます。
長期的に見れば節約になりますので、すぐ設置できる資金がある方にオススメです。

まとめ
結論として、ガス機器の節約をする、ガス会社を見直す、オール電化にすることがガス代節約の近道です。
ただしオール電化は初期設置費用が高額なので、資金に余裕がある方にオススメします。
ガス機器の節約は、温度を下げること、使用時間の短縮などが効果的です。
ガス会社の基本使用料が高額の場合がありますので、ガス料金見直しサイトで確認することが大切です。
私のオススメは【ガス屋の窓口】なので参考にしてください。
光熱費の節約はガス代だけでなく、電気代と水道代も節約してこそ効果が高まります。
別記事も読んでいただいて光熱費を減らし、豊かな生活を守りましょう。

